qBraid Lab で Qiskit を使う手順#
qBraid LabでQiskitを使う場合の手順です。旧IBM Quantum LabのようにWebブラウザー上からインストールなしでQiskitを使うことができます。
ご注意:公式には、ご自身のパソコンにQiskitをインストールして使うことをおすすめしています。インストールの手順はこちら(macOS版、Windows版)をご覧ください。
1. qBraid環境へのログイン#
ブラウザーを開き、 https://www.qbraid.com/ のサイトに入り、右上の「START NOW」をクリックします。
GoogleのID(gmail)かまたは、Emailアドレスでログインできます。Emailアドレスの場合は、下の方の「Create An Account」でアカウントを作ってログインします。
Googleでログインする場合を紹介します。アカウントを選択します。
書かれていることに問題がなければ「次へ」をクリックします。
アンケートに答えない場合は「Skip」をクリックします。
2. qBraid Labでの最初の操作手順#
上側中央の紫色の「Launch Lab>」をクリックします。
右側一番上のFreeのタブの「Start」をクリックします。
以下のようにLab環境に入れます。Qiskitはすでにインストールされています。真ん中の紫の「Start Tour」をクリックします。
使い方のツアーを見たい方は「Next」を押していきます。見なくてもいい人は右上の「x」をクリックします。
Qiskitを使って、IBM Quantumの実機の量子コンピューターを使うのであれば、課金は必要ないので、左の「Not Now」をクリックします。
右側の「ENVIRONMENTS」枠から「+ADD」をクリックして、
たくさんの環境が出てきますので、「Qiskit」と名前のつく環境を探します。 検索バーで「qiskit」を検索した結果、以下のように様々なバージョンのQiskitカーネル環境が出てきますので、この中から最新のものを選びましょう。2024年8月現在、最新は「IBM Quantum Global Summer School 2024」なので、今回はこちらを選びます。
「Install」をクリックするとインストールが始まり、インストール終了までしばらく時間がかかります。
インストールが終了すると真ん中の「Launcher」タブに、Qiskit印の「Python 3[QGSS-24]」のアイコンが増えているので、こちらをクリックすると、
新しいjupyter ノートブックが開きます。この環境には、Qiskitがインストールされているため、そのままコーディングをすることができます。
3. Qiskit で Hello world#
続けて、QiskitのHello worldを実行して、Qiskitが正しく動くか確認してみましょう。 Qiskit公式ドキュメントのHello world から最初のセルのコードをコピーします。
ノートブックの最初のセルに貼り付け、「Shift」+「Enter」で実行します。
正しくQiskitが動いている場合は、以下の回路図が出力されます。
以上です!